二歩目で残す備忘録

ジョギングの記録と、好きな物語の紹介。(2020.4.7~)

91.ダダダ

2020.10.24(土)
【走行距離】
11.7km
【走行時間】
1時間16分7秒
【平均速度】
9.22km/h

 

2020.10.25(日)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

2020.10.26(月)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

土曜日は10kmジョギングを実施。本日は本当に素晴らしい天気でして、10kmでも物足りなく感じるほどでした。

しかし、晩から友人と会う約束をしていた事もあり、自制して10kmで帰宅と致しました。

 

日曜日は息抜きとし、友人と外出しておりました。

特筆すべきことは特になし。

 

月曜日はジョギングは実施せず。月曜日からお酒を嗜んでおりました。

牡蠣に柿に、カキづくしで少々贅沢な気分になれる一日となりました。

 

【本日の物語】
『ダダダ』
著者:あみだむく

 

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【あらすじ】

元ボクシング日本王者の父親に認められたい一心でボクシングに打ち込んできた相瀬佑は、自身のタイトルマッチ当日に父を亡くしてしまう。試合にも負け。生きる意味を失った佑の前に現れたのは……孤独な男の、愛と拳の物語。

 

ボクシングを題材とした物語です。主人公である相瀬佑が、ボクシングを辞めようとする所から物語は始まります。気力を失った佑の前に現れる、存在すら知らなかった妹・ゆめ。最初は彼女を受け入れる事が出来なかった佑ですが、その事情を理解した時に彼女を受け入れ、守る事を決心します。

生きる意味を手に入れた佑は再びボクシングと向き合います。過酷なトレーニングをこなし、再びボクサーと対峙する佑。恐怖心から簡単にダウンを奪われる佑ですが、「認められたい」という欲求に満たされた時にその様子は一変します。周囲の制止に我に返った佑は、先程まで自分を軽視していた対戦相手が恐怖に震えている事に気が付きます。

次の公式戦において佑が見せる眼力が印象的です。

まるで獣の様な瞳で相手を見据える佑。その殺気に恐怖を感じた相手は思わずしりもちをつきます。

 

本能的に戦い、恐怖心すらも超越する佑の戦い方に対し、ライバル・神崎閃の戦い方もまた印象的です。誰かに見ていてほしい神崎は常に相手を見据え、相手の思考を把握します。「まるで未来が見えてるようだ」と評価するアナウンサーの言葉に思わず納得してしまうその戦い方は、佑とは違った意味で攻撃的です。

佑の本能的な戦い方に将来的な危険を感じ、守る事を教えようとするトレーナー。この時に混乱する佑を導くキーパーソンとして、再びゆめがスポットを浴びます。

 

ついに神崎との再戦を迎えた佑。その試合は暴力的で、スポーツという表現が似つかわしくない血に塗れた内容となります。

優位に立っていた神崎のフィニッシュブローを受け止め、カウンターを放つ佑。再起不能と思われた神崎は立ち上がり、試合を止めようとするセコンドを制します。

最後のラウンドで雰囲気が変わります。突然スイッチしてサウスポースタイルを披露する神崎。驚きを隠せない佑は、構え直して微笑みます。このシーンを見たとき、確かにこれは殴り合いなどではなく、ボクシングというスポーツだったんだと私は感じました。

結局、神崎に後一歩及ばなかった佑。悲しみの涙を流す佑は、支えてくれたジムの仲間やゆめに「悔しい」と口にします。その場で再戦を誓う佑と神崎。最後のシーンが二人がリングで再び相対する場面で終わるのが印象に残りますね。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。

90.烏に単は似合わない

2020.10.22(木)
【走行距離】
5.5km
【走行時間】
39分
【平均速度】
8.46km/h

 

2020.10.23(金)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

木曜日はジョギングを実施。天気が崩れ始めた時は諦めておりましたが、会社を出る頃には回復しており幸いでした。

 

金曜日は仕事帰りに呑み屋へ。本当はまっすぐ帰る予定だったのですが、気まぐれです。

土日にしっかりジョギングする予定なので、骨休みを挟もおうと意図もあり。

週末は日本酒を気ままに呑めるから良いですね。やはり日本酒は良いです、本格的に酔えるので。

 

【本日の物語】
『烏に単は似合わない』
著者:阿部智里

 

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【あらすじ】

人間の代わりに「八咫烏」の一族が支配する世界「山内」で、世継ぎである若宮の妃選びが始まった。朝廷で激しく権力を争う大貴族四家から遣わされた四人の妃候補。春夏秋冬を司るかのようにそれぞれ魅力的な姫君たちが、思惑を秘め妃の座を競う中、様々な事件が起こり……。(裏表紙より引用)

 

独特な世界観の物語です。人の形にも鳥の形にもなれる「八咫烏」の一族。風光明媚な宮での妃の座を賭けた争い。

体調を崩した姉に代わり、急遽妃候補となったあせびと共に物語は進みます。未知の世界での体験に感嘆の声を上げ、時には物知らずと蔑まれるあせびの姿は、同じく未知の世界を体験する読者と重なり、その世界観に惹き込まれます。

最初は妃の座に興味が無かったあせびですが、世継ぎである若宮が初恋の相手と気付いてからは妃争いの中に本格的に加わるようになります。権謀術数が渦巻く争いの中、次々に起こる事件。遂には死人が出るに至り、妃争いは崩壊を迎えます。

 

この物語は大きく二部に別れているように私は感じました。あせびを主観に描かれる華やかな妃争いの場と、妃たちが抱える重圧や葛藤の世界。そして、若宮を主観に描かれる事件の真相と、醜い権力争いの世界。

妃争いが崩壊し、新たな妃候補が集まった時に若宮は登場します。妃に求められる素質を語り、選択を強いる若宮の言葉に対し、次々と辞退をしていく妃候補たち。

それでも妃に立候補するあせびに対し、若宮は事件の真相を話し始めます。時には運すら味方に付けながら次々と周囲の助力を得、如何にも主人公といった風体で描かれていたあせび。その真の姿には本当に驚かされました。若宮が言い放つ「悪意が無ければ全てが許されると知っている者」という表現が個人的には印象的でしたね。

 

最後にある人物を妃を選んだ若宮。ここで、最初に語られたある少年たちのエピソードに繋がっていくのが面白いですね。主語が無かったあの一文に隠された想いがクライマックスで回収されていく様は、実に見事だと感じました。

物語は過去の真相へと進み、ひとつの結末をむかえます。今後、八咫烏シリーズはどのような物語を紡いでいくのか。読み進めていくのが楽しみになりますね。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。

89.プライベート・ライアン

2020.10.20(火)
【走行距離】
5.5km
【走行時間】
37分5秒
【平均速度】
8.89km/h

 

2020.10.21(水)
【走行距離】
5.5km
【走行時間】
40分25秒
【平均速度】
8.16km/h

 

火曜日はジョギングを実施。本日は慌ただしいながらも充実した一日でした。夜は少し寒いぐらいで、ジョギングで火照る体に夜風が気持ちいいですね。

 

水曜日もジョギングを実施。今日は腕の振りを意識しました。

気分は爽快でしたがタイムは伸びず。

走りやすい季節になってきたので、試行錯誤を重ねようと思います。

 

【本日の物語】
プライベート・ライアン
監督:スティーブン・スピルバーグ

 

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【あらすじ】

アメリカ軍兵士の目をとおして語られる物語は、まずは第二次世界大戦の歴史的なD-デイ侵攻作戦からはじまる。そして上陸してからは、今度は兵士たちの危険極まりない特別な任務へと続く。ジョン・ミラー大尉は、ジェームズ・ライアン二等兵を探し出すため、部下とともに敵陣深く侵入する。

4人兄弟のライアン二等兵は、ほかの3人の兄弟をすべて戦闘で亡くしたのである。作戦遂行が不可能に思えたとき、兵士たちは命令そのものに疑問をもつ。

たった1人の兵士を救うために、なぜ8人もの兵士が命をかけなければならないのか。彼らは戦場の過酷な現実に取り巻かれ、それぞれが自分なりの答えを出す。そして名誉と誠実さと勇気をもって、不確かな未来に打ち勝つ強さを、見つけるのである。

 

始まりと共に描かれるノルマンディー上陸作戦の様子が、がつんと衝撃を与えてきます。

淡々と描かれる戦争の残酷さと命の儚さ。その醜さを存分に描いた後に場面は変わり、ライアン家の悲報へと移ります。

四人兄弟のうち三人が戦死したライアン家に対し、末弟を帰還させる様に指示を出す軍部。

その命令を受けたミラー大尉率いる精鋭部隊は、ライアン二等兵を探して前線を駆け巡ります。

 

命令に従いながらも部隊員たちはある疑問を口にします。どうして一兵士を帰還させる為に自分たちが命を懸けなければならないのか。仲間が一人、二人と命を落としていくと、その疑問は大きくなっていきます。

遂に任務への不満から部隊が瓦解しかけた時、ミラー大尉が出す答えが印象的ですね。

「ライアンを見つけて故郷に帰し、胸を張って妻の元に帰れるようになるのなら、ライアン救出は私の任務だ」

従軍前は教師をしていたミラー。自身の変わり様に対して彼はこの言葉を口にします。

大尉の言葉で再びまとまった部隊は、遂に戦場にてライアン二等兵を見つけます。

兄弟の死、軍部からの命令内容を聞いても戦場に残りたいと返すライアン。ライアンもまた仲間を置いて自分だけが帰還することに納得がいきませんでした。

 

ライアンの言葉に対し、共同作戦にて敵を撃退後、帰還することを提案するミラー。ここから最後の戦いへと進みます。

この物語はライアンの物語、ミラーの物語であると共に、アパムという兵士の物語でもあると私は考えます。彼は翻訳の為に急遽ミラーの部隊に加入することになった人物です。

実戦経験を持たない彼は戦場での友情を本にしたいと語り、敵にも情けを掛けるその姿は部隊の中でも目立つ存在です。途中、捕虜を殺そうとする部隊員に対して違法行為だと反対した彼。最後の戦いにてかつて自身が解放させた敵兵を見つけた彼は、親しげに声を掛けてくる敵兵を冷めた表情で見据え、無言で射殺します。

気さくで優しい青年の姿を変えてしまう戦場の恐ろしさを表す人物であり、自身の変わり様を語っていたミラーの言葉を端的に表す人物でもあるように私は感じました。

 

物語は終戦後へと移ります。とある墓地を訪れる老人。それは無事に帰還を果たしたライアンでした。ミラーの墓前で、「しっかり生きろ」と言われたことへの感謝と、最善に生きる様に務めてきた事を語るライアン。その墓前で彼は次の言葉を口にします。

「あなたから見て、あなた方が私にしてくれたことに見合う人生だったらいいのですが。」

振り返るとライアンの家族たちがそこにいます。

ライアンにとっては大切な家族こそが、自身の生き様を報告する一番の方法だと考えたのだと、私はこのシーンを捉えました。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。

88.秒速5センチメートル

2020.10.17(土)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

2020.10.18(日)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

2020.10.19(月)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

土曜日は会社の関係で神戸へと出掛けておりました。久しぶりの神戸なのに、雨が降っていたのが残念でしたね。

その後は軽い買い物をして帰宅。昼からお酒を呑んだ事もあり、静かに過ごした一日となりました。

 

日曜日は友人と遊んでおりました。

特筆すべきことは特になし。

 

月曜日。本日から担当業務が増え、いよいよ自身の所属が分からなくなってきました。

今日は久しぶりに週初めからお酒を呑みに行っておりました。詳細は省きますが、本日は最高の月曜日でした。

 

【本日の物語】
秒速5センチメートル

原作:新海誠
著者:清家雪子

 

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【あらすじ】

出会った時は小学生。

幼い恋は確信へ変わる。

東京から栃木、種子島へ。

これは、君を捜す物語。


運命的な出会い、幼い恋。

ただ一度の奇跡が二人を縛る。

君を捜し続けて、僕は大人になった。

桜の季節に始まった恋が今、完結する。(一巻、二巻裏表紙より引用)

 

思春期の恋を距離によって引き裂かれた二人の物語。

両親の都合で転校してきた明里と貴樹の出会いから物語は始まります。お互いが相手を意識する様になり、その気持ちを理解した頃に明里は両親の都合で栃木へと引っ越していきます。

文通を交わすうちに想いは更に強まり、更に自身の引っ越しも重なり明里に会うことを決意する貴樹。

東京で出会った二人。栃木に引っ越した明里に対し、鹿児島へと引っ越す事が決まった貴樹。社会人であれば電車で片道二時間~三時間ほどの距離を移動することはあるかもしれませんが、未成年の学生にとっては大冒険だろうなと、自身を省みて私は感じました。

想いを言葉と行動にして伝えあい、しかし再会の約束はせずに別れたふたり。笑って力強く送り出した明里に対し、悲しい表情で力無い言葉を残す事しか出来なかった貴樹。この瞬間がふたりの未来に大きく影響を及ぼすとは、この時点では当人同士でも想像が出来なかっただろうと思います。

 

場面は変わり、鹿児島の学校へと通う貴樹へ。

ここから貴樹の成長が綴られていきます。誰かと深く関わらず、誰か宛のメールを作っては消していく貴樹。

社会人になってもその姿勢は変わらず、誰かと深く関わろうとしない貴樹。そんな彼を愛し、深く踏み込もうとする女性・理紗の登場により、貴樹が他者に対して踏み込めない理由が明らかになります。

貴樹にとって因縁の地である栃木を訪ねるふたり。貴樹はその旅路で自分にとって大切な人・明里についての話をします。理紗の力を借りて再び歩み出そうとする貴樹。しかし、結局彼は踏み出すことが出来ませんでした。

 

ここで明里の現在が描かれます。貴樹と栃木で再会したあの日、彼に渡せなかった手紙を見つけた明里。結婚に向けて身辺を整理する明里の姿が、彼女の現状を端的に表しております。

あの日、愛する貴樹の明るい将来を信じて笑顔で送り出した明里。彼女にとってはあの時、ふたりの想いは通じ、大切な思い出となった事が伺えます。

一方、あの日から先に進めず、明里以外へ目を向ける事が出来なくなった貴樹。あの日、それぞれが抱いた想いがここで明らかとなります。

 

貴樹との思い出を振り返りながら彼の幸せを疑わず、今の幸せな表情を見せる明里。

同じ時を振り返りながら苦痛の表情を見せる貴樹。

ふたりが見せた表情は、あの時の再現のようだと私は感じました。

それぞれの回想が終わり、場面は東京へと戻った貴樹へと移ります。理紗に謝罪し、別れを告げられる貴樹。再び前へ進む術を失った様に見える貴樹ですが、その後の描写が個人的には印象的でした。

理紗と離れた後、雪の舞う夜空を見上げてその美しさに気付く貴樹。彼はこの時、漸くあの日から先に進めたのだとは感じました。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。

87.人狼

2020.10.15(木)
【走行距離】
5.5km
【走行時間】
35分56秒
【平均速度】
9.18km/h

 

2020.10.16(金)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

木曜日はジョギングを実施。週末が慌ただしくなった事もあり、本日はジョギングを心待ちにしていた感もありました。

 

金曜日はジョギングは実施せず。昨日に腰部に怪我をしていた様でして、安静のために大人しく帰宅致しました。

特筆すべきことは特になし。

 

【本日の物語】
人狼
原作:押井守

監督:沖浦啓之

 

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【あらすじ】

首都東京、戦後。強引な経済政策により失業者と凶悪犯罪が急増、それに伴い反政府運動も過激化していく中、政府は反政府勢力掌握のため、首都圏に限り治安部隊・通称「首都警」を設置する。立法措置により非合法化した反政府勢力は地下組織として潜伏、首都警との抗争は泥沼化の一途を辿って行く。世論は強大な武力で粛正を行う「首都警」を避難し「首都警」は孤立を一層深めていった。(パッケージ裏より引用)

 

戦後の日本を舞台として、治安組織の対立を描いた物語です。自治警と反政府勢力との戦いから物語は始まります。市民を扇動して警察組織へとぶつける反政府勢力。次第に過激化する市民運動に、警察組織は武力制圧を敢行します。この時に特機隊員・伏が赤ずきん・阿川と出会ったことが物語の始まりとなります。

赤ずきん」とは反政府勢力の物資運搬係でして、阿川は前線で物資の受け渡しを行っておりました。阿川に対して投降を呼びかける伏ですが、阿川は爆弾を抱えて自爆を敢行します。ここで登場する特機隊の装備が印象的ですね。全身を覆うアーマーに大型の武装。迎撃をものともせず、ただゆっくりと突き進み、屍を築き上げる姿は怪物のようです。

 

阿川の自爆により心に傷を負った伏は再訓練の為、養成学校へと送られます。相手と対峙する時、阿川の幻影が浮かび戦闘に集中が出来ない伏。スランプに陥る伏の前に阿川の姉を名乗る圭が現れた事により、伏に変化が訪れます。

他者を寄せ付けない雰囲気を纏う伏へと物怖じせず近付き、不思議な魅力を放つ圭に惹かれていく伏。圭に危険が迫った時、伏は戦う強さを取り戻します。危機を脱して二人がお互いの素性を晒した時、物語は最後の局面を迎えます。

圭は元々「赤ずきん」として活動しており、身柄を拘束されてからは公安部の指示によって伏へと近付いておりました。お互いに初めから相手の素性を知りながらも、それでも惹かれ合い、愛し合った点が大変興味深いです。

フルアーマーを装着し、冒頭部にあったように敵を蹂躙していく伏。特機隊の解散を目論んでいた公安部を蹴散らす伏は、公安部に所属し圭を伏の元へと送り込んだ友人・辺見を射殺します。

 

物語の最後。上官より圭を始末するように命じられた伏は自身の想いと命令に挟まれて苦しみます。

苦悶の呻き声を上げながら、圭へと引き金を引く伏。友人を失い、愛する人を失った伏はどのような道を歩んでいくのか。

物語は呆然と佇む伏の姿を映して終わりを迎えます。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。

86.裏切りのサーカス

2020.10.13(火)
【走行距離】
5.5km
【走行時間】
38分54秒
【平均速度】

8.62km/h

 

2020.10.14(水)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】

なし

 

火曜日はジョギングを実施。用事続きだったので、久しぶりに駆けた感触は非常に心地が良かったです。

 

水曜日は買い出しの為、ジョギングは実施せず。キャンペーンに応募する為に豆乳を3パック購入したのですが、なかなかの重量です。

豆乳は日持ちするので買い込む分には構わないのですけれど、残業で疲弊した身体にずしりと来ますね。

 

【本日の物語】
裏切りのサーカス
監督:トーマス・アルフレッドソン

 

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【あらすじ】

東西冷戦下、英国情報局秘密情報部〈MI6〉とソ連国家保安委員会〈KGB〉は熾烈な情報戦を繰り広げていた。そんな中、英国諜報部〈サーカス〉のリーダー・コントロールは組織幹部の中に、ソ連の二重スパイ〈もぐら〉がいるとの情報を得る。疑惑の幹部は4人、コードネーム“ティンカー、テイラー、ソルジャー、プアマン”。だが、コントロールは作戦失敗により〈サーカス〉を追われ、謎の死を遂げる。

調査を引き継いだのは、コントロールの右腕で、引退した老スパイ・スマイリーだった。浮かび上がるソ連の深部情報ソース〈ウィッチクラフト〉、そしてかつての宿敵、ソ連のスパイ・カーラの影……。やがて彼が見いだす裏切者の正体とは。(パッケージ裏より引用)

 

紹介しようとしておいてあれですが、難しい作品です。

英国諜報部〈サーカス〉を舞台に繰り広げられる、疑惑と探り合いの戦い。老スパイ・スマイリーと共に真実を追い求めていく訳ですが、この把握が難しいです。

物語が進むに連れて人物相関図が明らかになっていくのですが、これが複雑に絡みあっております。更に、序盤で死んだと思われていた構成員が登場し、裏側の展開が始まる事で物語は複雑化の一途を辿ります。

 

スパイ映画といえばステルスアクションの印象が強いですが、この作品は本当に知略戦の一言に尽きます。スマイリーはチェスの駒に写真を貼り付けて整理をしていきますが、まさに盤上ゲームのような頭脳による戦いが繰り広げられます。

 

相手国がソ連というのも物語に大きなニュアンスを与えているように私は感じました。ソ連という国が持つ独特の事情。それが鑑賞者の予想を越える結末へと繋がっていきます。

かつてコントロールが座っていた席に座り、スマイリーは何を考えていたのか。

本当に難しい物語です。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。

85.三日間の幸福

2020.10.10(土)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

2020.10.11(日)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

2020.10.12(月)
【走行距離】
なし
【走行時間】
なし
【平均速度】
なし

 

土曜日は天気も落ち着いていたので、当初の予定通り献血へ行っておりました。

その後、話題の映画『テネット』を鑑賞しました。噂には聞いておりましたが本当に複雑な映画で、これは繰り返し鑑賞する方が多いのも納得しました。

夜からは知人と呑み会に。あまりの楽しさに飲み過ぎてしまい、帰宅と同時にダウンしました。

 

日曜日は少々頭痛に。少し落ち着かせてから昼から友人と遊んでおりました。

特筆すべきことは特になし。

 

月曜日は仕事終わりに職場の仲間とちょっとした呑み会を実施。今度転職をされるので、二人だけの送別会を行っておりました。寂しい事ですが、先に進む仲間を笑って送り出すのが正解かなと考えた末の送別会でした。

今まで本当にお疲れ様でした。

 

【本日の物語】
『三日間の幸福』
著者:三秋縋

 

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【あらすじ】

どうやら俺の人生には、今後何一つ良いことがないらしい。寿命の“査定価格”が一年につき一万円ぽっちだったのは、そのせいだ。未来を悲観して寿命の大半を売り払った俺は、僅かな余生で幸せを掴もうと躍起になるが、何をやっても裏目に出る。空回りし続ける俺を醒めた目で見つめる、「監視員」のミヤギ。彼女の為に生きることこそが一番の幸せなのだと気付く頃には、俺の寿命は二ヶ月を切っていた。(裏表紙より引用)

 

自分の人生をお金に変えられるとしたら、どうしますか。「時間・健康・寿命」これらをお金に換金してくれる、不思議な商人がいたとすれば、貴方は何を売りますか。

寿命をお金に変えた主人公・クスノキと、彼の元に監視のため送られたミヤギ。二人の交流と共に、物語は静かに進行していきます。

「死ぬまでにやりたいことリスト」を作り、余生を満ちたものにしようと躍起になるクスノキに対し、冷静な意見を述べ続けるミヤギ。

ある事件から自暴自棄になったクスノキですが、いつしかミヤギと過ごす日々に充実感を覚えます。

 

ミヤギもまた事情を抱えておりまして、ミヤギは時間をお金に変えた為、他者に認識をされません。

監視対象者にしか認識をされないミヤギに対して、

人前でも普通に接するクスノキ。最初は奇妙に感じてクスノキに批判的な意見を並べ立てていた周囲ですが、いつしかその姿に賛同の声を上げていきます。

自分の生き方を見つけたクスノキと、そんなクスノキに思いに触れて惹かれていくミヤギ。しかし二人の楽しい日々は、ある日に終わりを迎えます。

 

悲しみに暮れた末、自分の価値を見つけるクスノキ。それを手に入れたクスノキは再び寿命を売り払います。

大金を手に入れたクスノキは、ミヤギの時間を買い戻します。再び再会したクスノキとミヤギ。

二人が人生で最も充実した三日間を迎える所で、物語は幕を閉じます。

 

この物語は、人間の人生に如何に価値を付与するかの物語でもあります。

寿命を端金に変えて幾ばくかのお金を手にしたクスノキは、ミヤギと過ごす日々の中で自分の本当にやりたい事を見直すことになります。

ずっと過去に描くことを止めた絵。

ミヤギと出会ったことをきっかけに再び筆を持ったクスノキは、再び絵画に対する葛藤を重ねた末、「自分の描きたいもの」に行き着きます。

歴史に名を残す画家としての人生を手に入れたクスノキ。しかし、彼はその名声を捨て去ります。クスノキの選択は愚かな行為だったのか。その答えはタイトルにある様に私は感じました。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。