二歩目で残す備忘録

ジョギングの記録と、好きな物語の紹介。(2020.4.7~)

137.きみにしか聞こえない

2021.2.9(火)
【走行距離】
11.7km
【走行時間】
1時間15分4秒
【平均速度】
9.35km/h

 

2021.2.10(水)
【走行距離】
11.7km
【走行時間】
1時間19分10秒
【平均速度】
8.86km/h

 

火曜日はジョギングを実施。冷え込みが激しい日でしたがそれだけに駆けている間は心地がよく、ついついペースが早くなってしまいました。

ただし、以前に転倒があったので怪我には注意を払うようにしております。

 

水曜日はジョギングを実施。前日に引き続き10kmジョギングを実施しました。この距離を連日駆けることが出来る事に自身の成長と喜びを感じますね。

明日も私の勤務先は通常出勤日となります。明日は早々に残業を切り上げ、骨休みの日にしようと考えております。

 

【本日の物語】
きみにしか聞こえない

監督:荻島達也

原作:乙一

 

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【あらすじ】

傷つきやすく内気な女子高生リョウ。彼女はケータイを持っていない。なぜなら、電話をかけてくれる友達がいないから。でも本当は憧れている。私も、いつもみんなとつながっていたい…。

そんなある日、公園で拾ったおもちゃのケータイから着信音が鳴る。「すごい…つながった!…聞こえるの?…僕の声」それは、見知らぬ心優しき少年・シンヤからの電話だった。その時から、リョウとシンヤは頭の中のケータイでつながる。しかし。不思議なことに2人の間には1時間の差があった。色々な話をするうちに、孤独だった2人は少しずつ、距離を近づけていく。リョウはやがて、知らず知らずのうちに周囲にも心を開いていくようになっていた。

「君に会いたいんだ」さわやかな初夏のある日、シンヤはリョウに告げる。とまどいながらも、リョウはシンヤと会うことにした。初めてのデート。一一そこには思いがけない出来事が2人を待ち受けていた…。(パッケージ裏より引用)

 

突然ですが、鳥頭は誰かと繋がりを持つのが大好きです。最近は抑えてますが、鳥頭が立ち呑み居酒屋やバーに通い出したのも見知らぬ方々と交流を持つのが大好き故の行動です。

この物語の主人公・リョウは孤独です。他者と接するのが苦手で、家族になかなか自分の意思を伝えられません。そんなリョウが誰かとの繋がりの象徴である携帯電話への願望を募らせているある日、その現象は起こります。

頭の中で思い浮かべる理想の携帯電話へと不意に訪れる着信。その相手と繋がった時、最初は自分の頭がおかしくなったかとリョウは自身を疑います。確かに存在する電話相手との交流の中、リョウは心に秘めていた苦しみを打ち明けます。

 

幼少時の経験から他人に心を開くことが出来なかったリョウ。そんな彼女が携帯電話を通して気軽に相談出来る相手を見つけて変わりゆく様に対して、私は『電話ゆえの利便性』を感じると共に、言葉だけで伝わるシンヤの魅力・人柄の良さを受け取りました。

また、リョウとの会話を通してシンヤもまた心に変化を迎えます。次第に電話を通じて惹かれ合うふたり。最初はシンヤと直接会うことを躊躇っていたリョウも、遂に直接会う決心を固めます。そして約束の当日から物語はクライマックスへと突入します。

シンヤと電話をしながら待ち合わせ場所へと向かうリョウ。

空港へと到着した彼女がシンヤを探している時、暴走車が現れます。咄嗟に彼女を助ける男性。リョウはその人物こそがシンヤであると理解します。

リョウの前で息を引き取るシンヤに呆然としている時、再び電話が鳴ります。これは序盤にて判明することですが、実はふたりの電話には1時間の時差がありました。

リョウはシンヤを追い返そうと、彼に対して罵詈雑言を浴びせます。愛しげに彼の遺体を見つめながら、その部位を否定するリョウ。そして大好きだった彼の声を否定することで、最後の場面へと動き出します。

 

リョウの批判を素直に受け止めるシンヤの様子には、彼が身体障害にコンプレックスを抱えていることが感じられますね。普段は包容力を感じさせる彼が何の疑問も感じずにその言葉を受け止める様子が印象的です。

電話というキーアイテムを用いながら、シンヤが耳が聞こえず、喋ることが出来ないという真実をここで明らかにする所が演出として非常に魅力的であると私は感じました。また、なぜシンヤもまたリョウ同様、つながりに憧れていたことが明らかになる場面でもありますね。

声を否定されたことから疑問を抱いたシンヤは、リョウから事故の話を聞かされます。自身の危険を顧みずにリョウを助ける道を躊躇うことなく選ぶ彼の姿は、改めてその人柄の素晴らしさと、彼女に対する愛を感じさせますね。

 

直接会った時には出来なかった会話。死の間際の彼の言葉をリョウは電話にて受け取ります。

シンヤの母との会話を通して、直接会えたその時にシンヤが残した言葉『手話』の意味を知ったリョウ。

「君はひとりじゃない」

リョウは再び、前へと向かって進み始めます。

 

お立ち寄り頂きまして、ありがとうございました。
次回も宜しくお願い致します。